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執筆者の写真耕治 大下

暑い日々(熱中症は怖い)

梅雨に入り、気温だけでなく湿度も高くなってきて、熱中症の心配をしなければいけない季節となってきました。近年、真夏の気温上昇は激しくなってきていて、30度を超える日が珍しくなくなってきましたが、体調管理に関していえば、気温はもちろんのこと、湿度が高い日を警戒しなければなりません。

特に子ども、年配の方は気候の影響を受けやすく、熱中症を避けるために工夫が必要です。

中学生は部活動で運動部に入れば、活動がほぼ毎日となります。1年生は特に体力的、精神的にしんどい日々を送っていることでしょう。

水分補給の重要性は広く知られてきていますが、あわせて電解質など、汗と一緒に流れ出て体内から失われる成分も補充する必要があります。また、週末や休日ともなると、昼をまたいで一日活動することも増えるでしょう。そもそもの運動量が行き過ぎていないか、本人ではなく周囲の大人が気に掛ける必要があります。特に睡眠時間が少ない子は注意が必要で、なるべく早めに寝かせて体力を回復させることが大切でしょう。塾を営む身としては言いづらいですが、正直な話としては勉強より睡眠が大切な時期だと思っています。寝る間を惜しんで学ぶ、というのは昔の美談ではありますが、今は適切とは言えません。まずはしっかり寝て、朝ちゃんと起きて、生活を整えてから運動や学習に向かう、という順序が大切だと感じています。

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