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ごあいさつ  (2023年6月吉日)

2023年6月、学習塾と鍼灸院を併設した施設を立ち上げました。

 私たちの生活はこの3年、新型コロナウイルスの感染拡大によって大きく様変わりしました。子供たちの学校生活も変化し、様々なイベントが中止となったり、端末を使った授業や情報伝達が行われるようになり、学びの形も変わりつつあります。

 そういった中で、個々の学びの進み具合、意欲に応じて個別の学習が行えるやり方を模索したいと思い、同時に資格として持っているはり・きゅうを子供たちに施すことで、学びに向かう状態を整えてはどうかと考えました。

 また、感染拡大に対処するため、社会生活は制限がかかり、運動量が低下したり、他人との関わりが減ったりしたことで、心身に影響が出ることが増えてきました。鍼灸院ではり・きゅうを用いて身体、心の調子を整え、生活がよりよいものになるお手伝いができればと考えています。

 耕学堂の「耕」という漢字は、「たがやす」と読みます。作物の土台となる土をつくる、そういった意味の漢字です。私が学生のころ、英語を教えていただいていた恩師から、「耕」はcultivateやな、「陶冶する」とも言えるからええ漢字を名前にもらったな、と言われたことがあります。その時私は浅学非才にて、「陶冶」の漢字すら思い浮かびませんでしたが、意味を調べてあらためてこの漢字を好きになった記憶があります。

 鍼灸師としても、教育に携わる者としても、まだまだ私自身が学び続けることを肝に銘じるため、「耕」と「学」を屋号につけました。地域のこどもたちをはじめ、皆様のお役にたてる施設、存在となれるよう、この施設を運営していきたいと思っています。よろしくお願いします。

​代表:大下耕治

教員免許:高校地理歴史科、はり師、きゅう師(国家資格)。大学入試対策や公務員試験対策の小論文添削講師をつとめ、のべ600名を超える学生を指導。論理思考、作文構成、ことばの使い方などを指導してきました。3人の子どもがおり、小学校、中学校のPTA活動にも携わるなど、子育てに積極的に関わる日々を送っています。自身も部活動(野球)を大学まで取り組んだ経験をふまえ、部活動を熱心に行う子供たちを支援したいと思っています。また、大学院で運動生理学を学び、人の身体の仕組み、動きなどを学んできました。その経験とはり・きゅうの資格をもとに、地域のみなさまの健康、よりよい毎日に少しでも寄与できれば幸いです。

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