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新年度スタート

  • 執筆者の写真: 耕治 大下
    耕治 大下
  • 4月9日
  • 読了時間: 2分

東広島市の公立小中学校では新しい学年がスタートしました。

特に中学校では新入学の皆さんにとって新しい生活が始まります。部活動に参加する子たちにとっては、学校生活のあと、毎日練習や活動がある日々が始まります。

そして小学校の3倍と言われるスピードで学習が進み、生活に慣れるまで疲れる日々が続くでしょう。

実は今年は教科書も刷新される年となり、先生方にとっても新しい教材で授業を組み立てる年となります。

まだ業者から教科書を買える時期ではない(今月の中旬くらいから対応してくれるはず)ので、現物はまだ私も見ていないのですが、特に英語のスタートには気をつけてついていってほしいと思う次第です。

親世代にはなかなかピンときませんが、今の中学英語の教科書には文法的な説明が殆どありません。さらには小学校で英語が科目として取り入れられていることもあり、ある程度わかっていることを前提に内容がスタートします。

一方、小学校の英語ではあいさつや口語のやり取りを覚える程度で、単語のスペリング、発音のルール、日本語とは根本的に異なる語順の違いなどはまるで説明されていないようです。ここから中学英語へのギャップが彼ら彼女らをこれから苦しめることになるのでは、と憂慮しています。

所詮、私たちは日本語を通じて英語を覚え、理解し、使っていくことになります(ごく一部の、生活に英語がどっぷり侵入している環境の方を除けば)。英語のつくりを理解して、英語に接することが苦手意識を克服する一手だと思います。

特に英語については甘く考えず、授業でしっかり内容についていってほしいと思います。

 
 
 

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