top of page
検索

成長期のケガ②

  • 執筆者の写真: 耕治 大下
    耕治 大下
  • 2024年4月30日
  • 読了時間: 2分

人間の身体の動きは、筋肉の収縮により生まれます。関節をまたぐ筋~腱の働きで、可動方向に関節を曲げることができます。それに加えて地面に鉛直に働く重力がアクセルやブレーキになったりします。筋肉と骨の結節部が腱です。成長期は運動強度や習慣が増えることに伴って、筋力が上がりますが、同時に骨も成長し、身長も伸びます。この成長のバランスと、筋力の向上のバランスがうまく取れないと、腱に大きな負担が加わったり、関節の動きに違和感を覚えるようになります。成長とともに、身体の使い方に慣れていきますが、そのバランスが崩れたまま継続的に運動を繰り返すと関節(の動き)に異常をきたすことがあります。特に体重がかかるところ(膝、腰など)は結果的に繰り返しストレスがかかることとなり、成長期特有のオーバーユースによる怪我が起こることになります。

オスグッド(膝)や腰椎分離症(腰)は成長期の運動選手には辛い障害です。これらは整形外科でしっかりと診断してもらい、適切に運動を制限することが何より大切です。特に腰椎分離症はその名前からはわかりづらいですが、腰の骨の疲労骨折です。痛みや違和感がなくなったとしても骨折が治るまでは注意しなければなりません。骨折が治らないまま、断面がずれてしまうと「分離すべり症」という状態になってしまう可能性があるので、焦りは禁物です。体重が比較的重い子、競技特性として左右の腰の捻転動作に差があるスポーツ、そして手足が長く物理的に力のモーメントが大きい子は特にオーバーユースによる障害には注意が必要です。

環境が変わり、張り切る時期だとは思いますが、身体の状態には気をつけながら頑張りましょう。怪我で動けない時期が一定あるのは本人も見ているほうも辛いですね。

 
 
 

最新記事

すべて表示
寒波再び

年が明けて、この地域では「とんど」と言われる催しが行われる1月です。地域や学校で行われていますが、私の地域では当日の雪のため1週間延期になったりしました。 そしてまた長めの寒波真っただ中です。 私立の高校受験(推薦など)の時期でもあり、寒さに負けないよう過ごしてほしいものです。また、三年生は定期試験も終わり、本格的に受験勉強に取り組む残り短い期間と言えるでしょう。 背伸びせず、基本をとにかく固める

 
 
 
大寒

はやいもので年が明けてから半月以上が経ってしまいました。 寒波→暖かい週末→再び寒波(それもすごいやつ)というなかなかの変動具合で体調管理も大変です。今日は大寒。一年で一番寒い日、という認識でよいと思いますが、文字通り昼間も気温があがらず寒い日になりました。 高校入試は推薦試験や私学の一般試験も始まり、本格化してきました。 一方で中学校によっては数学や社会で範囲が終わっていないという話も聞き、そん

 
 
 
あっという間に年末になってしまった

気が付けば12月も後半… 歳を重ねるごとに一年が短く感じてしまいます。中学3年生は入試が目前に控えます。残り僅かではありますが、まだできることがありますので、背伸びせずに足元を固める学習に力を入れてほしいと思います。 インフルエンザやコロナもまだ警戒が必要なレベルだと言われています。我々個人レベルでできることは手洗い、うがいなど地道なことになりますが、怠らずにやっていきましょう。 年末年始の休業期

 
 
 

コメント


739-0141 東広島市八本松町飯田212-1

tel 080-7353-9773

© 耕学堂

Wix.com で作成されました。

bottom of page