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執筆者の写真耕治 大下

内申点の中身「観点別評価」について

内申点においては、定期テストの点数だけではなく、総合的に学校での取り組みを評価するために、様々な仕掛けを文部科学省は設定しています。中学校では2021年から改訂された「3つの観点」によって内申点の運用がなされています。

1.主体的に学習に取り組む態度

2.思考、判断、表現

3.知識、技能

先生によっては、定期テストの設問に2(思考、判断、表現)と3(知識、技能)を振り分けていることもあるでしょう。答案用紙にその配分が記載されている例も見受けられます。そのほか、提出物や授業中の発表によって1(主体的に学習に取り組む態度)を評価することになろうかと思います。いずれも一発勝負のテストの点数だけでは評価できない、普段の努力を汲み取る項目とも言えますので、提出物や挙手などで、授業に積極的に参加する態度、というのも教員はカウントしているようです。

内申点は9教科、5点満点ですから、最終的には主要5教科にとどまらず、音楽、美術、保健体育、技術・家庭の実技4教科も同じ重みで点数化されます。中間テストは主要5教科ですが、期末テストは副教科も実施されるということを考えると、主要5教科の極端な苦手意識の対策にはこの夏休みをうまく使いたいですね。

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