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地震から10日

  • 執筆者の写真: 耕治 大下
    耕治 大下
  • 2024年1月12日
  • 読了時間: 2分

北陸で起きた地震から10日が立ちました。揺れと津波、家屋の倒壊などからまずは命をまもり、より安全な建物で生命をつなぐことが第一段階とすれば、これから少しずつ「生活」を立て直すことになるでしょう。いまだに寒い時期に底冷えのする体育館で集団生活を送るストレスは想像に難くないですが、感染症などの予防も含めて、避難所の運営には様々な課題が山積しています。

災害の直後は、助かったことだけですべての人が同じ気持ちでいることができますが、時間がたつと置かれた状況にも当然差が出てくることがあり、隣や他人の待遇などが気になり始めます。避難所によってできること、できないことの差が出てくることは、しょうがないことなのですが、一方で「平等であるべき」という考え方が恵まれた人もそうでない人も頭をもたげ、本来できるはずのことが滞ることも良くあります。平等であることは確かに大切なのですが、機会が平等なのか、待遇が平等なのか、結果が平等なのか、基準の置き方によっても解釈はことなってきますし、なにより平等にこだわりすぎて、受けられるべき支援が滞ることはできれば避けたいものです。日本人はなかなか苦手な考え方なのですが、できるところにできることを精一杯支援し、される側も感謝しながら支援を受けてなるべく早く平時へ戻る足掛かりにする、ということが進めばよいと思います。「平等に貧する」ことは避けなければならないのが非常時の心得だと感じます。

 
 
 

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