top of page
検索

公立高校入試の自己表現

  • 執筆者の写真: 耕治 大下
    耕治 大下
  • 2023年11月21日
  • 読了時間: 2分

以前も触れましたが、広島県の公立高校入試には、自分で自分を紹介する「自己表現」という項目があります。自己表現では①自分自身をどう捉えているか、②どのように人生を歩んでいきたいのか、③それを他人に伝える力があるか、の3項目を判断するために行われます。そのため、自分自身のこと(=競技実績や学校活動、ボランティア参加など)を面談形式で表現する力を問われます。従前は内申書の「特別活動の記録」という項目に競技成績や表彰などの特記事項を先生が記載して高校へ申し送る制度でしたが、学校外の活動の評価などを行うため、自分自身で学校の学習以外にやってきたこと、取り組み方などをアピールする方法に変更されました。2023年の入試では、1日目にこの面談に向けての資料(自己表現カード)の作成を行い、2日目に前日作ったカードのコピーを手元に渡され、その内容を見ながら発表できる、という形式で行われました。自己表現カードの作成時には資料は使えませんが、実際の面談では資料、タブレット、動画などを用いてもよいという仕切りだったようです。また、自己表現カードそのものは評価に対象とはならず(作成しなくてもよい)、あくまでも面談時のやりとりによって評価が決まる、という仕組みになりました。24年の入試がどのように行われるのか、また見ていきたいと思いますが、自分を表現する、という方向性は大きく変わらないでしょうから、資料を作る力、言葉で思いを表現する力は意識しておかなければならないなと感じています。

 
 
 

最新記事

すべて表示
師走

ついに12月が始まりました。今年最後のひと月です。 気温も特に朝晩は冬にふさわしい冷え方になってきた感があります。 わが塾は古い建物ですので、隙間が多く、暖房代がかさむ季節です(夏は夏で冷房も効きにくいから一緒か)。 三年生は後期中間が早々に終わって、各校で懇談期間が始まりました。 目指す進路について、そろそろ方向性が最終判断になってくる季節かと思われます。 順調な人はそのペースを乱さないように油

 
 
 
流行

11月も中旬にさしかかり、寒さが日ごとに身に染みるようになりました。早朝、夜間はもう冬の準備が必要なのでは、という体感です。 それに応じてか、インフルエンザの流行が気になります。11月13日現在、東広島市ではインフルエンザの報告患者数の定点医療機関での報告が基準を上回り、注意報が発令されました。子どもが通う保育園、小中学校でも欠席者が多く出ているようです。 中学校は三年生(受験生)が中間試験の時期

 
 
 

本日10月6日は中秋の名月だそうです。空は晴れていますので、満月がきれいに出ていました。暦の上ではとっくに秋のはずですが、日中の爽やかさは待ちに待った秋、という漢字がします。しばらく前に広島県の県立高校の定員が発表されていました。募集定員は昨年と変わりなく、とのことです。少...

 
 
 

コメント


739-0141 東広島市八本松町飯田212-1

tel 080-7353-9773

© 耕学堂

Wix.com で作成されました。

bottom of page